KIO通信vol.9
【水道管凍結を防ぎましょう】
日本では、1月末から2月上旬が最も寒い季節と言われています。この時期に増える水道管凍結の防止策をご案内いたします。
<水道管凍結が起こる条件>
◆氷点下4度以下
◆真冬日(最高気温が0度未満の日)が続いた時
◆長い時間水道を使わない時
天気予報で最低気温が氷点下4度以下となっている場合は、凍結が起こりやすくなります。ただし、水道管が屋外にあり、建物の北側で日が当たらない場所や、強い風が吹きやすい場所だと、気温が氷点下4度にならなくとも凍結しやすくなります。また旅行や帰省で家を留守にし、長い時間水道を使わない場合も凍結しやすくなります。
<水道管凍結を防ぐ方法>
◆屋外水道管の防寒対策
水道管が直接外気にふれないように保温材を巻き付け、紐で縛り、保温材が濡れないようにビニールテープ等で下からすき間なく重ねて巻く。
※保温材はホームセンターなどで市販されているものの他に、毛布・発砲スチロール等でも代用できます。
◆水のチョロチョロ出し
鉛筆の芯程の細さで、水の流れない程度に出しっぱなしにしておく。
◆メーターボックスの防寒
毛布や発泡スチロールを砕いたもの、新聞紙などを入れ内部を保温する。
<水道管が凍結してしまったら>
◆自然に溶けるのを待つ。
◆凍った部分にタオルをかぶせ、熱湯をかけてしまうと破損することがあるので、ぬるま湯をゆっくりかけて溶かす。
「住まいの保険」には費用保険金として「水道管凍結修理費用」が付帯されています。水道管凍結修理費用とは、建物の専用水道管が凍結によって損壊を受け修理したときに、損害発生直前の状態に復旧するために必要な費用に対して、1回の事故につき10万円を限度にお支払いするものです。
※1:破損等(その他偶然な事故)リスクのご加入がある場合も免責に該当し、損害保険金はお支払い対象外となり、費用保険金としての補償となりますので、10万円が限度となります。
※2:対象となるのは建物の専用水道管のみで、ボイラー等の給排水設備内部の配管に生じた凍結損壊は、対象外となります。
火災保険の詳細につきましては、弊社までご連絡下さい。