KIO通信vol.7
【「みらいのお金」を考えましょう】

長引く低金利、少子高齢化等によって、私たちの将来の暮らしは予想しづらくなっています。そのような中で、ライフイベントをイメージし、ご自身に起こりうるリスクを考え、リスクに備えることが大切です。
日本の人口は今後減ると予測されており、公的年金をとりまく情勢はさらに厳しくなります。快適な老後を送るためには「いつ」「いくら必要か」を考えることで「みらいのお金」が見えてきます。人生100年時代を楽しむためには「自分年金」の準備が必要であり、まずはお金の「育て方」について考えてみましょう。

◆お金の「育て方」

1.今の収入を「使うお金」と「みらいのお金」に分類しましょう。

2.「みらいのお金」をそれぞれどのように育てるか考えましょう。
ためるお金:安定的に運用する方法で準備します。(例)定期預金、個人向け国債等
ふやすお金:ためることよりふやすことを重視する方法で準備します。(例)株式、投資信託等

3.「ふやすお金」を育てるためには、世界の経済情勢を知ることも大切です。
世界に目を向けると、株式や債券は成長し続けている歴史があります。増やすことを考えるなら、海外を視野に入れて考えましょう。

4.投資には「リスク」があることをしっかりと知ったうえで、長期的な目線で考えることが大切です。長期間保有することで収益の安定が期待できます。

5.「投資先の分散」や「時間の分散(積立投資)」を考え、自分のリスク許容度を知り、自分にあった資産配分をしましょう。

私たちの公的年金(厚生年金・国民年金)の一部はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)にて、株式や債券等の資産を長期にわたって持ち続ける「長期運用」によって、安定的な収益を得ることを目指して、運用が行われています。

同様にご自身でも将来のための資産運用を、考えてみてはいかがでしょうか。
将来の資産運用についてご興味がある方は、AFP資格を持った弊社担当者がご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。